化粧品の“安全性”を見る上で知っておきたいポイントとは?

化粧品の“安全性”に注目が集まる今日この頃。

実際に「いかに肌にやさしい安全な製品か」という点を基準に化粧品を選んでいる方も少なくないのではないでしょうか?

でも、その「お肌にやさしい」はどこで見分けることができるのか。

無添加と書いてあれば安全?オーガニック原料が使われていれば安全?
これは一概にそうとも言えません。

ということで、今回は化粧品の安全性を見極める上で知っておきたいポイントをいくつかまとめていきましょう◎

無添加コスメも絶対ではない!

まず最初に知っておきたいのは『無添加化粧品』がどのようなものなのかという点です◎

なんとな~く無添加と書いてあるとそれだけで肌にやさしいようにも思えますが、これが何とも言えないのが難しいところ(ΦωΦ)

というのも、無添加化粧品とは1980年にアレルギーの危険性が認められた102種類の成分(旧表示指定成分)が配合されていない化粧品のことを言い、その後40年近く、旧表示指定成分は更新されていないのが実情なのです。

40年近く経っていれば安全性が高まった成分もあり、逆に安全性が確かではない成分も出てきているであろうにも関わらず…です。

確かに無添加化粧品と呼ばれるものは、そうでない化粧品に比べて肌への刺激が少ない傾向にありますが、旧表示指定成分が含まれていないからといって安全性が高いとは言い切れない。

これが無添加化粧品の真実です。

最近では何かと“無添加”をウリにする化粧品が増えていますが、本当に大事なのは「自分の肌に合うかどうか」

無添加化粧品でも、刺激を感じたり肌トラブルが起こる可能性はゼロではありませんので、この手の化粧品を使う時も安心しきらずに使用しはじめることをオススメします。

ただの思い込み?パラベンは本当に肌に悪いの?

化粧品の商品説明などを見ていると「〇〇フリー」「〇〇無添加」といったキーワードをよく目にしますよね(^_-)-☆

大抵が合成香料や合成着色料、鉱物油といった成分に付けられていますが、これらの成分と同じくらい頻繁に目にするのが防腐剤の『パラベン』です。

「パラベンフリー」と、パラベンが入っていないことをアピールするものを見ると、あたかもパラベンが肌に悪いようなイメージを持ってしまいがちですが、実はこの成分、パッチテストで反応を起こす人は1000人に2人程度とごくごく僅か。

パラベンは表示指定成分に指定されていることもあり敬遠されがちですが、刺激が起こりやすい成分なのかと言うとそういうワケでもないのです。

ちなみに、無添加化粧品に使用できるようパラベンの代わりに使われているのが、表示指定成分ではない『フェノキシエタノール』という防腐剤。

一般的にフェノキシエタノールはパラベンに比べて刺激性が少ないと言われていますが、フェノキシエタノールはパラベンに比べて防腐効果が劣るため、フェノキシエタノールを使用するとなると、パラベンよりも多くの量を配合する必要があります。

“表示指定成分が入っていない=安全”という無添加神話は本当に正しいのか。

次回は引き続き防腐剤について掘り下げていきましょう◎

嫌われ者の“防腐剤”が品質を保っている!

「そもそも防腐剤って必要なの?」
このような疑問をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか?

確かに入れずに済むなら入れないでほしい成分ですよね(^-^;
お肌を健康にするために必要な成分ではないのですから。

ただし必要ないかと言われるとそれはまた別の話。

防腐剤が入っていない食品の消費期限が短いように、化粧品も防腐剤が入っていないと酸化しやすくなってしまいます。

酸化した化粧品を肌につけると…アレルギーの引き金になったり、乾燥やシミ、シワの原因になったりと良いことはまるでナシ×

化粧品は開封すると少しずつ品質が落ちていくため、安全に長く使うためにも防腐剤は必要なのです。

ただし防腐剤に反応する可能性がある場合は、防腐剤フリーの化粧品を選ぶのが賢明◎

防腐剤が配合されていない化粧品は、冷蔵庫保管が推奨されていたり開封後1ヵ月以内に使い切るようにとされていたりとやや扱いが難しくなりますが、肌に合わない人は防腐剤が入っていない化粧品を選ぶと良いでしょう。

オーガニックコスメ=肌にやさしいは本当?

無添加コスメと同じく“肌にやさしい”というイメージが強い『オーガニックコスメ』。

ですが、これも一概に安全とは言い切れません。

そもそもオーガニックコスメとは…農薬や化学肥料を使わずに、有機栽培で育てられた植物を主に使った化粧品のこと。

これだけ見るといかにも安全なように思えますが、日本ではオーガニックコスメに対する明確な基準が定められておらず、ごく少量でもオーガニック原料が入っていれば『オーガニックコスメ』として販売することができてしまうのです。

また、天然成分だからといって必ずしも安全というワケではありません。

お米から抽出したエキスや、大豆エキスが肌に合わない人も少なくありませんし、何らかの植物が肌に合わない可能性もあります。

無添加コスメと同じく、オーガニックコスメも肌との相性が悪ければ肌トラブルを招く原因になりかねないもの。

オーガニックコスメを選ぶときは、どの程度オーガニック原料が使用されているのか、肌に合わない成分が配合されていないか、などきちんと成分を確認してから決めるようにしましょう◎

オーガニックコスメは認証マークの有無を参考にすべし◎

オーガニックコスメを選ぶ時に注目したいのが「認証機関の認可を得ているかどうか」という点です。

海外には独自の認証基準を設ける様々なオーガニック認証機関があり、その基準を満たしたアイテムはその証としてパッケージ等に“認証マーク”を記載することが認められます。

例えば…有名どころで言うとフランスの国際有機認定機関『ECOCERT(エコサート)』。

世界最大規模の機関であるECOCERTではこのような認定基準が設けられています。

★完成した製品の95%が自然原料である(水を含む)。
★完成した製品の10%がオーガニック原料である。
★使用する植物成分の95%以上がオーガニック原料である。
★化学香料の使用は認めない。 …etc.

また、認証機関の認可を得ていない場合でも、メーカーが独自に厳しい基準を設けているケースがあります。

これはメーカーのホームページなどで確認する必要がありますが、質を重視するのであればしっかりと情報収集を行っておきたいところ◎

前回も書いているように、日本ではとてもオーガニックコスメとは呼べない代物も多く販売されていますので、オーガニックコスメを選ぶときは十分にリサーチしてから購入するようにしましょう。

化粧品は信頼できるショップで購入しよう◎

化粧品をヤフオクやメルカリ、ラクマといったフリマサイトで購入されている方も多いハズ。

確かにオークションやフリマサイトでは定価よりお安く購入できる事が多いため、オトク感はあります◎

ただし…安全性という観点で言うとオススメできないのが実際のところ。

やはり個人で取引されているものは「いつ買ったものなのか」「どのように保管していたのか」などが不透明で、最悪の場合劣化した商品が届くこともあります。

特に開封済み・使用済みのものは要注意。

たとえ「1ヵ月前に開封した」と言っていても、それが本当かどうかは本人にしか分からず、いくらでも誤魔化すことができてしまいます。

ショップならまだしも、ヤフオクやフリマサイトで購入したものは、匂いや見た目に違和感を感じても返品することはほぼ不可能。

後々後悔しないためにも、信頼できるショップで購入することをオススメします◎