保湿の鍵を握る『セラミド』が注目のワケは?乾燥肌の方必見

ここ数年注目を集めている『セラミド』

知らない人はいないといっても過言ではないセラミドですが、なぜこんなにも注目が集まっているのでしょうか。

乾燥肌だけでなく、敏感肌の改善にも役立つと言われるセラミドのパワーとは。
ここではそんなセラミドのパワーの秘密を紐解いていきたいと思います。

セラミドは肌内部でどんな働きをしているの?

まずは“セラミドがお肌の中でどのような役割を担っているのか”という点について書いていきたいと思います。

最初に知っておくべきなのが、セラミドの存在している場所。

そもそも皮膚は、外側から『角質層』、『顆粒層』、『有棘層』、『基底層』の4層構造で出来ており、セラミドは一番外側にある『角質層』の中に存在しています。

この角質層は厚さが0.02~0.03㎜と非常に薄く、そのわずかな厚みの中で角質細胞がブロック状に重なり、その間をセラミドを主成分とする『細胞間脂質』がセメントのように接着しています。

セラミドが角質細胞を繋ぎ合わせることで、肌の潤いをキープすることが出来る。

これこそがセラミドの役割です。

また角質層は水分を維持するだけでなく、紫外線や埃などの異物をお肌に侵入させない“バリア”の役割も果たしています。

そのためセラミドが不足すると、このバリア機能が低下し、乾燥肌だけでなく敏感肌と呼ばれる状態になりやすくなってしまいます。

セラミドはどうやって生成されるの?

ちなみにセラミドがどうやってできるのかというと…実はセラミドは、ターンオーバーの過程で生成されます。

ですので、セラミド不足にならないためには、ターンオーバーの周期を整えることが不可欠◎

保湿ケアでセラミドを補っていくことも大切ですが、普段からターンオーバーを正常に保つように心がけることも、乾燥肌や敏感肌にならないために意識すべきポイントです。

保湿のカギを握る超重要保湿成分『セラミド』。
乾燥肌や敏感肌の改善に役立つと言われているのもその働きぶりを見れば納得ですね。

【乾燥肌さん注目】セラミドは身近な食品で補える!

セラミドはスキンケアだけでなく、食べ物で補うことも出来ます。
しかもその食べ物は特別なものではなく、私たちの身近な食材ばかり!!

ということで、今回は乾燥肌さんが知っておくべき、セラミドを含む食材を紹介していきましょう♪

【乾燥肌必見!セラミドを多く含む食品】

セラミドの含有量がずば抜けて高いのが“こんにゃく芋”です。

こんにゃく芋には、セラミドを多く含む米ぬかや小麦胚芽に比べて7~16倍多くセラミドが含まれるとされており、その含有量は食品随一。

こんにゃくはカロリーが低く、腸のお掃除にも効果的なので、様々な角度から美肌効果を発揮してくれそうですね♪

他にもセラミドは大豆や牛乳、黒豆、小豆、ゴボウ、ワカメ、ヒジキ、ソバといった食品に多く含まれています。

【乾燥肌の味方!セラミド生成を促す食品】

セラミドを含む食材は『黒色』のものが多い傾向にありますが、セラミドの生成を促す食品は『白色』のものが多く見られます。

例えば、カリフラワーや玉ねぎ、ジャガイモに白菜、里芋など。

これらの食材は血行を促進させる作用があり、血液の流れを良くすることで、セラミドが分解されてできるスフィンゴシンを効率良く皮膚に運ぶ手助けをしてくれます。

また、細胞の働きを弱めてセラミドの合成を邪魔する“活性酵素”の対策も行っておきたいところ。

ビタミンA・C・Eやアスタキサンチン、リコピンなど抗酸化作用のある栄養素を積極的に摂り、活性酸素を撃退しましょう!

…最後に、1日に必要なセラミドの量は600μgと言われており、消化・吸収する過程で排出される分を考慮すると到底食べ物だけでは補いきれません。

食事で摂るよう意識することも大切ですが、セラミドを配合したサプリメントを活用するのも賢い方法だと言えそうですね(*^_^*)

知っておくべき!セラミドの種類と効果の違いをまとめてみた◎


乾燥肌の改善に役立つセラミド配合の化粧品。

でも、一口に“セラミド”と言っても、いくつか種類があるのをご存知でしょうか?

代表的なセラミドを挙げると…

[memo title=”セラミドの種類”]
★ヒト型セラミド → 人間の肌に存在するセラミドとほぼ同等の構造を持つ。
★天然セラミド  → 馬の脳や脊髄などから抽出した動物由来のセラミド。
★植物性セラミド → 米ぬか油や小麦胚芽油などから抽出されたセラミド。
★疑似セラミド  → 石油原料から化学合成した成分。[/memo]

ヒト型セラミドや天然セラミドは、肌に浸透しやすく、肌に馴染みやすいのが特長で、植物性セラミドや疑似セラミドに比べて高い効果が期待できます。

ただしこの2種類のセラミドが配合された化粧品は価格が高いのが難点。
疑似セラミド配合の化粧品と比べると、その価格差はかなりのものです。

ヒト型セラミドの種類は?

そしてもう一つ注意点。
ヒト型セラミドにもいくつか種類があります。

『セラミド1』『セラミド2』など番号で表示されている化粧品もあれば、『セラミドNP』『セラミドEOP』といった表記がされている場合もあります。

[memo title=”MEMO”]セラミド1 → 水分保持効果と外部の刺激からのバリア機能
セラミド2 → 人間の肌に最も多く含まれるセラミド
セラミド3 → 水分保持効果、シワの軽減
セラミド4 → 角質のバリア機能を高める
セラミド5 →       〃
セラミド6 → 水分保持とターンオーバーの促進
セラミド7 → 皮膚常在菌のバランスをコントロールする[/memo]

セラミド1&3&6不足は乾燥肌や敏感肌の原因になると言われており、ヒトの肌に一番多く含まれているセラミド2不足もお肌を乾燥させる原因の一つです。

よって、ヒト型セラミド配合の化粧品を選ぶときは、これらの成分が入ったものをチョイスするのが◎。

いずれにしてもセラミドが十分でないと乾燥や肌荒れの原因になってしまいますので、きちんと補ってあげるようにしましょう。

セラミドの“濃度”に注目して化粧品を選ぶべし!

前回はセラミドの種類について書きましたが、今回はもう一つ化粧品を選ぶ際に注目したい“セラミドの濃度”についてまとめていきたいと思います。

そもそも化粧品には成分の配合量が記載されていないため、どの程度のセラミドが入っているかを知ることはできません。

ただし成分表示では配合量が多いものから順に記載されているため、成分表示の先頭に近ければ近いほど配合量が多いということになります。

またセラミドは油溶性であり“サラっとしたものには溶け込まない”という性質があります。

確認してから試すのが〇


そのため、化粧水より乳液、乳液よりクリームの方が配合量が多い傾向にあり、同じクリームの中でもゆるめのテクスチャーのものより固めのテクスチャーのものの方が多く含まれていると思ってOK◎

セラミド配合の化粧品を選ぶときは、セラミドの種類だけでなく、アイテムの種類や成分表示、そしてテクスチャーを確認してから購入されることをオススメします。

結論!やっぱりセラミドはスペシャルな成分だった◎

セラミドはお肌の潤いをキープするだけでなく、外的刺激に負けない肌を作るためにも不可欠な成分です。

バリア機能が低下し、外的刺激が侵入しやすくなると、シミやシワといった肌トラブルが起こりやすくなる。

その点を考慮してもセラミドの重要さが分かるのではないでしょうか。

「乾燥肌・敏感肌はセラミドを補うべし!」
このようにセラミドが注目されているのも、その働きを見れば納得ですね(^_-)-☆